仕組
・ハイブリッド電源システムをオンにしてエンジンを切ると、自動的に標識用バッテリーから標識装置に電力が供給されます。
・標識用バッテリーの残量が0%に近付くと、今度は自動でディーゼル発電機が起動し、標識装置への給電と標識用バッテリーの充電を並行して行います。
・標識用バッテリーが約80%まで充電されると、ディーゼル発電機が自動的に止まり、電源は標識用バッテリーに戻ります。
・標識用バッテリーとディーゼル発電機の両方に異常があれば、車両のエンジンが自動的に起動して発電を始めるので、標識装置への給電が途切れることはありません。
・長時間のアイドリングは、CO2排出や騒音の問題に加え、エンジンへの負担が大きく車両の寿命を縮めてしまうというデメリットもあります。また、これまでにも、標識用のバッテリーや発電機だけを載せた工事車両はありましたが、電源の切替に手間がかかる上、操作が複雑で、作業員の負担になっていました。ハイブリッド電源システムの開発によって、そうしたさまざまな問題が解消されています。
仕様
・制御装置サイズ : 全長650mm×全幅850mm×全高1,000mm
・専用バッテリー : DC24V、商用電源(AC100V)にて充電可能
・発動発電機 : AC100V、防音型、燃料は車両燃料から共有
※制御装置サイズ、専用バッテリーの種類等は、搭載条件により変更可能