背景
・首都高速道路の料金所には、道路構造物に疲労(ダメージ)を与える過積載車両を管理する「軸重測定設備」が設置されています。
・軸重測定設備は、通過車両の軸重値(車軸毎の重さ)を計測し、車両制限令に違反する軸重超過車両には警告を与えるため、24時間365日、常に精度を確保する必要があります。
・そこで精度確保のため、ウエイトを積載し様々な軸重値に設定したトラックを準備し走行試験を行い、”トラックの軸重値”と”軸重測定設備が計測した軸重値”を比較し、点検調整しています。
手前の金属板が軸重測定設備です。
軸重試験車が、料金所にある軸重測定設備を通過することで、設備の測定状態を点検します。
特徴
・軸重試験車は、この1台だけで様々な軸重値での走行試験を、安全かつ効率的に行える特殊車両です。
・架装部のウェイトを移動させることにより、後軸の軸重値を8~15tまで、1t間隔で短時間に変動設定が可能です。
・荷崩れしないウェイト構造のため、安全性を確保し、かつ効率的な点検が可能です。
・料金所の軸重測定設備の点検に必要な、急加速・急減速に対応するエンジンパワーとブレーキ性能を搭載しています。
軸重値の可変システムの仕組みです。荷台のウエイトが移動することで、後軸の軸重値を任意に変動可能です。ウエイト位置により車体が浮き沈み(=軸重値が変動)している様子が伺えます。
架装部の様子(ウエイトがレール上を移動します)
軸重値(ウエイト位置)はボタン1つで、瞬時かつ容易に変動可能です。
軸重試験車による実際の点検様子です。様々な軸重値と走行速度を組合せた点検をするため、料金所を何往復もする必要がありますが、軸重試験車を用いることで安全かつ効率的な点検が可能になります。
軸重試験車は、車両重量19.5tもの大型車両にも関わらず、点検で必要となる急加速・急ブレーキ性能を有します。
仕様
・後軸軸重設定範囲 : 8~15t(1t毎設定)(通常時は車両制限令に違反しない「軸重値10.0t以下」にて走行可能)
・車両重量 : 約19.5t(車両制限令に違反しない「総重量20.0t以下」の車両)
・車両サイズ : 全長10,700mm × 全幅2,500mm × 全高3,200mm
・軸距離 : 前1,700mm + 後4,200mm = 5,900mm
・最大積載量 : 400kg
・必要に応じて点検出張可能(点検費用は別途見積)
STEP. 01
下記のお問い合わせフォームより、お気軽にご相談・ご連絡下さい。
STEP. 02
後日、専門部署から ”点検条件” や ”実施場所” などの概要についてご質問・ご確認させて頂きます。
STEP. 03
その後、専門スタッフによる "詳細条件" や "実施工程" などの点検の詳細内容についてお打合せさせて頂きます。
STEP. 04
御見積りをご提示させて頂き、ご契約後に点検実施となります。