トンネル換気・路面排水

写真:現場の全てを極め、誰からも頼られる存在になりたい 保全・技術部 新生麦事務所第一課 F.M 2019年入社

首都高速道路(株)と協力会社のパイプ役

新生麦事務所 第一課ではトンネル換気設備、路面排水ポンプ設備、軸重測定設備の点検・補修に関わる施工管理を行っています。


トンネル換気設備はトンネル内の排気ガスの換気や火災時の視界確保に重要な役割を担い、路面排水ポンプ設備はトンネル内に浸入した雨水を外部へ排水する機能を有します。

これらの設備は常に正常に運転することを保持する必要があるため、定期的に点検を実施し、異常や損傷があった場合には速やかに補修に進めていきます。

また、首都高は高架橋という構造が多く重量超過車両の通行は橋脚にダメージを与えます。これを防ぐのが軸重測定設備です。主に料金所入口に備えられていて、道路にダメージを与える重量の車両を感知し、警告を表示する設備です。


私は主に路面排水ポンプ設備と軸重測定設備、サブでトンネル換気設備を担当しており、協力会社による点検結果をもとに、予防保全や改善案を首都高速道路(株)に提案するという業務を行っています。

また点検時の安全対策を考えるのも任務の一つ。

首都高速道路(株)と協力会社のパイプ役という立場と言ってもよいかもしれません。

写真:業務風景


写真:業務風景

日々のメンテナンスが人々の暮らしを支える

私が携わる設備はお客様から見える部分ではなく、直接的な不便につながりにくいので、予防保全の提案では苦労することもあります。そのため点検結果のみならず、過去事例なども調べ、提案によって得られるメリットをアピールするように心がけています。


メンテナンスという仕事の成果は“普通”を維持すること。

大雨や台風など、気象状況が悪いときでも問題なく首都高が機能している日に特にやりがいを感じます。

日々の仕事の積み重ねが首都高とお客様の生活を守っているとも思いますね。


また、高速道路のトンネルに設置されている換気所はトンネル内の空気を浄化して外部に排出する役割があり、二酸化窒素(NO₂)・浮遊粒子状物質(SPM)などの計測データは毎日公表されています。


周辺住民の方々の関心も高いので責任重大です。


目標は現場のエキスパートになること

当社に転職したきっかけはワークライフバランスが保てるところに魅力を感じたからです。

インフラ業界は“24時間365日稼働”がもはや常識ですが、当社は完全週休二日制ですので、休日はしっかり休めています。

また夏休みもきちんと取得できるので、ワークライフバランスは最高です。

前職もインフラ業界でしたが、トラブルが起きれば土日、夜中に関係なく稼働しておりやりがいはあるものの長く続けるのが難しいと感じていたので…。


入社して約3年が経ちましたが、まだまだ知らない世界が多いのが現状。

今後は、担当する設備以外についても勉強して、首都高の全てを熟知できるようになりたいですね。目標は設備のエキスパート。誰からも頼られる存在になれればと思います。


現在、当社で現場に出ている女性社員は私だけですが、事務所は綺麗で環境は整っており、業務内容から見ても男女問わず活躍できる仕事だと思います。

機械系の仕事は女性が少ないですが、スキルや知識を活かしたい人にはぜひおすすめしたいですね。

一緒に仕事しましょう!

写真:業務風景

※配属先等の情報は2022年7月現在です。


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