建築施設

写真:社内社外から頼られる存在に なることが目標   保全・技術部 辰巳事務所第五課 K.T 2017年入社


お客様が快適に首都高を利用するための裏方的存在

辰巳事務所 第五課では料金所やパーキングエリア、トンネルの換気所、トンネル非常口といった首都高施設の維持・補修を担当しています。

私は施工管理という立場として、主に協力会社や交通誘導員の手配、安全管理、品質管理、工程管理、予算管理、現場巡視、書類作成などの業務を行っています。

首都高の維持・補修を円滑に進める、統括的立場とイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。


パーキングエリアは清掃業務から植栽の手入れ、自動扉、照明、トイレなど、維持・補修する箇所は多岐にわたります。

お客様から人気の代々木パーキングエリアのトイレにはアロマオイルを備えているので、その管理も行います。

なお、アロマオイルはクリアティーツリー、クリアミント、レモングラスサンダルウッド、フラワーオレンジなどたくさんの種類があり、定期的に入れ替わるんです。


駐車場は1日に何千台の車が停まるため、地面に段差が生じたり、車止めにヒビが入ったりすることもあるので、私自身もできるだけ巡視するように努めています。


トンネル非常口はトンネル内での事故が生じた際に、お客様が外部へ避難するための非常用通路で、常に安全に使えるように点検・補修を行っています。

扉から避難連絡通路、階段、誘導標示板案内板など維持する箇所は実にさまざまです。

写真:業務風景


写真:業務風景

料金変更に伴う看板取り替えも担当

料金所ではブースや扉、窓、机、連絡階段などあらゆる設備の維持・補修を担当しています。

冬季には道路凍結を防ぐため高速道路上に塩水を撒くのですが、金属鉄素材のブースは発錆、腐食しやすいため、素材の選定や補修方法を考えていくのも私の重要な任務となります。


先日は、首都高の通行料金変更による看板のマスキングシート貼りを行いました。

2022年4月1日の0時になった瞬間に剥がし始め、朝4時には完了しなければならず、人員の配置や工程管理にはかなり気を配りました。

多くの関係者のご協力のおかげで無事に遂行でき、さらにニュースに取り上げられ大きな達成感がありました。


毎日のびのびと働ける環境が魅力

社会インフラに携わるという観点から、企業としての安定感が感じられたのが入社の決め手です。

昨今のコロナ禍でも首都高はインフラ業界で最も影響が少ないとされます。首都高直結のグループ会社なので、将来に不安を覚えることはなく、のびのびと仕事できる面も魅力ですね。


私は中途入社組で、今年で5年目となります。

異業種からの転職ということもあり、今なお仕事でわからないことは多々あります。

それでもパーキングエリアで仕事中、一般のお客様に目的地までのルートを聞かれ、すんなり答えられた時はうれしかったですね。

入社当初は首都高の路線図がよくわかっていなかったのですが、毎日の仕事の積み重ねで頭に入っていたと実感できた瞬間でした。

今後の目標は、まず目の前の仕事をこなしていくこと。

さらに知識を習得し、「料金所やトンネル非常口といえば私に!」と思われるような、社内・社外から頼られる存在になりたいです。

写真:業務風景

※配属先等の情報は2022年7月現在です。


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