技術課では、水噴霧点検車や軸重試験車といった道路点検向け特殊車両の開発、工事現場・調査用パトロールカー の開発、現場作業における技術指導などを行っています。
私は主に特殊車両の開発や現場作業に関わる業務効率化に向けた技術開発・共同研究 に携わっています。
軸重測定設備の点検で使用 される軸重試験車は当社オリジナルで、世界に3台しかない貴重な試験車です。より作業効率を上げられるようにマイナーチェンジを見据えた開発を日々行っています。
また業務円滑化に向けたITシステムの開発にも従事しています。これまで当社の点検業務は紙ベースでしたが、時代の波からIT化の必要性を感じ、つい先日タブレット点検がスタートしました。
多くの関係者から好評の声が上がっていて うれしい限りです。
以前は建物機械設備、トンネル消火設備の部署に在籍し、そこで積み重ねた経験が今の開発業務に活かされていると実感しています。
それでもなお、できるだけ現場に赴き、常に現場の声を肌で知るように努めています。
首都高グループでは技術発表会を毎年行っており、昨年は論文賞と発表賞を受賞しました。
ダブル受賞は珍しいので、大変光栄な体験です。
発表した論文は技術課が開発したハイブリッド電源車 に関するものでしたが、日頃から現場に着目していたからこそこのような車を開発でき、また評価されたと考えます。
大学では材料工学を専攻し、非破壊検査を専門に研究していました。
学んだ知識をインフラ業界で活かしたいという想いがあり、さまざまな企業を探すなかで出合ったのが首都高機械メンテナンスでした。
もともとドライブが趣味で特に首都高を走るのが好きだったこと、またダイナミックな構造にいつも感動させられていたのも大きいです。
またトンネル、換気所、路面排水や料金所 など多くの機械設備が備わっているため、大学での学びを活かす場が多いと感じたのも決め手でした。
現在入社7年目ですが、自分の仕事が道路を支えていると日々実感しています。
現在の部署は私を含め3人。任せられる業務も多く、若手が活躍しやすい環境です。
今後はトンネル換気や軸重をはじめ、首都高のあらゆる設備での経験を積み、現場を管理する現場代理人や監理技術者を目指したいと考えます。
ステップアップには資格の取得も重要となり、今年は「一級管工事施工管理技士」を受ける予定です。なお、当社での技術職には「管工事施工管理技士」や「電気工事施工管理技士」など、保有することで仕事の武器となる資格が数多くあります。
全社的に資格取得を奨励しており、スキルアップしやすい環境なのもありがたいですね。
就職活動を始めるときは、まず好きなことと、嫌いなことを全て洗い出し、自分を分析することがおすすめです。
自然と視野も広くなりますし、会社選びの良きヒントになるでしょう。
当社は、メーカーのような派手さはないですが、責任感のある重大な仕事が行えるのでやりがいも大きいです。
ご興味を持っていただけたら、ぜひチャレンジしてください!
※配属先等の情報は2022年7月現在です。
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